CAP.Nとは

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 東日本大震災など歴史的にも未曾有な経験を得て、私たちが痛感するのは、将来を見据え「持続可能な社会」をつくることの大切さです。今から100年以上も前、民俗学者の柳田國男は「現在の農業、農村は今の時代に生きる人々にとってだけあるのでなく、今後生まれてくるであろう幾兆億の子孫のために現在があるのだ」と言っています。

私たちは「米粉で地域を変え、日本の農業を変えよう。そして新しい米粉食文化を創造していく」ことを目的に、草の根的な活動を全国に拡げています。世界の食料事情は急速にひっ迫し2008年には17カ国が輸出禁止に踏み切りましたが、現在も異常な穀物価格の高騰が続いています。今後も食料争奪戦は強まり、地球環境の悪化など考えると、最大限国内の自給率を高めることが大切です。その切り札の一つが、世界に誇れる貴重な資源である水田機能をフルに活かした米粉生産と活用です。
これまで唯一自給可能な主食であるお米の消費は、残念ながら減少し、水田の約4割を生産調整するまでになっています。しかし一方で輸入小麦は約500万トンにのぼり、これを米粉に置き換えれば、地域の活力が生まれ、6次産業として発展の展望は大いにあります。政府も輸入小麦の1割、50万トンの生産を目標に多収穫稲の開発や価格助成など各種支援をしていますが、生産者や地域ビジネスに取り組む女性グループ、製粉、食品加工、外食メーカー、それにJAや生協など諸団体が一丸となり民の力を発揮すれば可能だと思います。水田活用新時代と輸入依存からの食の革命が今こそ求められています。
幸いにも米粉のもつしっとりした美味しさや、油の吸収が少なくヘルシーなどからパン、麺、スイ―ツ、餃子など米粉製品は人気を広げ、今や製粉技術の革新で「米粉で出来ないものは無い」と言うまでになりました。
私たちはフォーラム、セミナーの開催や米粉パビリオンへの出展、技術者養成支援、各種情報提供や相談事業、第5回EDO ART EXPO(旧日本橋美人博覧会)等への協力、さらに大学との共同研究など米粉の良さを知ってもらい、拡大するために創造的な様々な努力をしています。
米粉促進は輸入小麦による粉食文化から、米粉の食文化を創るロマンに満ちた挑戦でもあります。美味しく楽しい米粉ファンの集いでもあります。
ぜひ皆さんの参加を期待しています。

 

特定非営利活動法人 国内産米粉促進ネットワーク
理事長 島田圭一郎

 


CAP.N(国内産米粉促進ネットワーク)の概要

略称:CAP.Nとは、Country Arroz promote Network(アロースとはポルトガル語で米という意味)の略であると同時に、新規米粉産業のCAP(指導者・先導者)たちのネットワークという意味をこめました。


CAPN事業案内2015組み合わせHP用

 

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